住職近況

バックナンバー  2022〜

 新しい年度のはじまり

 本業の公務員も35年間も過ごしていると、年度末には必ず人事異動があり、一喜一憂するのが 宮仕えの性となっています。ことしは昨年異動したばかりなので、余裕でいましたが、その余裕のとおり異動なしとなり、ほっと一息です。国家公務員の人材不 足が深刻であると、ある新聞に書いてありました。我々地方公務員も御多分に漏れず、新規採用に苦慮しています。
 不人気の理由は、異動に象徴されるように、部署が異なると担当する業務が全く違うことが大きいと思います。昨日まで税金の担当だったのが、明日からは道 路を造る担当になる等、全く世界の違う分野を渡り歩かなければいかない宿命が、若者を遠ざけているのでしょう。さらに状況を悪くしているのは、ひと昔前で すと公務員は終身辞めることがないという印象でしたが、若い世代は、就職後数年で辞めてしまう人がちらほらいることにも依ります。民間企業の景気が、コロ ナ禍を抜けてよくなりつつあるのも、公務員不人気を後押ししているのかもしれません。
 定年年齢が65歳になりました。とはいえ役職定年が60歳なのを鑑みると、あと3年で一区切りです。年齢を経ると兼業が体力的にキツクなってきます。と くに夏場の草刈り、除草剤、枝おろしと共に、市役所勤務を並行させるのは、健康も害しかねないように感じています。夏場は近年の酷暑もあり、40℃の日も 草刈りをしなければならず、息も絶え絶えです。サラリーマンでなければ、曇りの日を選んで作業ができます。新しい年度にあたり、いろいろ考えなくてはいけ ないとも思います。
 ともあれ、令和7年度が始まります。いろいろな出会い、経験、勉強があると思います。健康に一層留意し、進んでいきます。
 

沙門 尚田 敬白