積善寺だより web版(2025.12 No46)

新年の歳神様と「大掃除」

 檀徒の皆様、穏やかな新年をお迎えのことと、ご拝察いたします。また日頃より当寺の護持にご協力を賜りますことに心より感謝申し上げます。
さて、記録的な猛暑に明け暮れた昨年の夏秋ですが、此処では目立った台風の被害もなく、いつの間にか落葉の季節になり、厳しい寒さを感じるようになりまし た。また、このたよりは、年末の大掃除を経て綺麗になった部屋で皆様読まれているものと思います。今回は大掃除の由来について話したいと思います。
「大掃除」は平安時代の「煤(すす)払い」の神事が、起源だと伝えられています。煤払いは、単なる掃除ではなく、新年の神様「歳神(としがみ)様」を迎え る宮中の行事で、鎌倉時代以降、その風習が寺仏閣に広まり、さらに江戸時代になると年末十三日幕府が「煤納めの日」と定め、これにより庶民に広まりまし た。神事であることから、九の付く日や大晦日の一夜掃除は、禁忌とされました。
どの家も歳神様を綺麗な部屋で迎え、身も心も晴れ晴れとした中で、今年一年を過ごしたいものです。

〜「丙午」ひのえうま〜
 
今年は午年(うま)です。跳ね馬に由来し跳躍の年、成長の年ともいわれます。一方で六十年に一度の「丙午」の年です。この年生まれの女子は運に恵まれないという迷信があります。
これは「八百屋のお七」の物語に由来します。江戸の昔、近所火事で、お七の店が焼けてしまいました。お七一家は寺に一時避難したところ、お七はその寺の寺 男と恋に落ちました。後に再建された店に一家は戻りましたが、寺男を忘れられないお七は、再会し結婚したい一心に再び店に火を放ち、その罪で極刑に処され たのです。
しかしこれはあくまでも迷信で、実際に丙午の年に生まれた人が運の悪い人生を送っているというデータはありません。
六十年前の昭和四十一年は出生数が前後の年に比べ非常に少なかったようです。少子化の中、このような迷信に惑わされず、沢山の子どもが生まれてくれることを願います。


積善寺の仏具を新調しました

 檀家の皆様から、新盆の際に志納いただいている寄付金を使わせて頂き、今回仏具を新調しました。
まず、本堂正面に四本ある「ろうそく立て」のうち二本が非常に古くなった為、購入しました。また受付に使用している「座卓」もかなり老朽化した為、新調。 さらには施餓鬼の際に敷いている赤の「毛氈(じゅうたん)」も新しいものに交換いたしました。皆様からいただいている浄財を、今後も有効に使用させていた だきます。  

苦悲なし地蔵の社を新しく作りました

 檀徒の内田喜男氏のご協力により、社が新しくなりました。苦悲なし地蔵の供養は、毎年の秋彼岸に積善寺で行っています。それ以外にも機会があれば「苦しみ」や「悲しみ」が無くなるお地蔵様をお参りください。

第八部霜月会が開催されました

 十一月二十三日(祝)に埼玉教区第八部(小川、嵐山、寄居町)霜月会が、東秩父村坂本の「光藏寺」で開催されました。光蔵寺は秩父高原牧場の手前の山あいにこある小さな寺です。
霜月会は中国天台宗の祖、天台大師智(ちぎ)様のご命日に、報恩感謝の意味を表し全国的に行われる法要です。
積善寺の新井尚田住職が参加者に向け天台大師に関する法話を行いました。法要では天台大師のご加護による、息災を全員で祈念しました。

第二十一回「座禅の会」を行います

 七月二十三日(水)午前六時半から座禅の会を行いました。
当日は猛暑でしたが早朝は涼く、座って瞑想するには、すがすがしい日となりました。また、ヨガ等の瞑想・健康ブームから参加者が集まり、総勢十七人で盛大に行うことができました。
三十分弱の時間でしたが、心身のリフレッシュとなる為、毎年参加する方からは大変好評です。参加費は無料です、小学生のお子様も参加可です。お時間のある方は、次回ぜひご参加ください。お待ちしています。

見晴らしの霊園「積善寺墓地」と「合同供養墓」分譲中

 積善寺の墓地は、歴史ある古 城「杉山城址」を背後に擁し、四季折々の自然に恵まれ、墓地としては貴重な南斜面に位置し、遠望見晴らしの良い場所です。 また、参道は東西とも整備し、 天候を問わずお年寄りでも楽に墓参ができます。除草等も定期的に行っており、管理も行き届いています。価格も一区画16万円からと非常に低価格です。
 また社会的に少子高齢化が進む一方で結婚しない方、子どもを持たない方、後継者がいない家など、多様な家族があり、さらに雇用形態も様々になり、墓地を求めて石塔を建立し、親族を埋葬するだけの収入を得るのも容易ではなくなっています。
 これをを踏まえて、「合同供養墓」がございます。檀家様をはじめ、檀家様でない方等、どなたでも入ることができます。葬儀と納骨、13回忌までの遺骨安置で30万円をお納めいただきます。皆様のご親戚、お知り合い等ございましたら、ぜひご紹介ください。
直接住職までご連絡ください。


発行 住職 新井尚田 檀徒総代一同